美容師　喜早純也　の個人メディアです。

2015.03.21
「美容師なんだから」

美容師の一人カンタロウさん

はっきりと伝えてるあたりが凄い⤵︎

http://poolmagazine.jp/kantaro/252

この考え、

僕はオーナーという立場ながらに

いろんな試行錯誤をしますが

自分のこの日までの美容人生、

まさにこれに書いてあることを当たり前と思い、

いや、誰に何言われることなく、

自分の中で勝手にその哲学を作り過ごしてきました。

自分の頭の中で当たり前としていることがズバリと書かれていたのでシェアさせていただきましたが、

結局のところ美容師として本人が

「 どうなりたいか？」

に対して

「 この世界はカンタロウさんの書いてあるような覚悟がないと一流にはなれない。」

のは事実です。

例外なく事実ですね。

努力とかっていう簡単な言葉ではなく

一流になるには、いろんなことを受け止め、ハードに、そして好転的にやりくりできていかなければいけません。

「 好きだから続けられる。」

と言うかともいますが

「好きじゃなくても続けてました！ 」

と僕は言えてます。

好きとか嫌いとかそういう好みの依存ではなく、自分にとってめちゃくちゃ大切なことだったから。

どんだけ嫌なこと苦しいこと、もうダメかもと思えることが毎日起きても、一度たりともくじけたこともなく、くじける予定もなく。

そして、何かに心奪われることもなく、ただ単にまっすぐやり続けてます。

離職率9割を超える職業。

黒字が一割もない業界。

belog だってこの7年で何人が辞めたことでしょうか？

他と比べりゃ少ないと思われてますが、

いえいえ、めちゃくちゃ辞めてます。

この意識でやってりゃ辞めてしまいます。

ここで続けるには思ってる以上よりも超えたところでのプロ意識が必要で

たくさんの事を捧げながらやりくりしてます。

美容業界で辞める理由は大きく3つあります。

一流目指す店であることについていけない。

ゆるい店で育ったのはいいが、お客様に支持されないから辞める。

お店そのものの質が悪い。

どこで育ったか？が重要であり、

だからこそ、目の肥えたお客様に支持をいただける美容師になり、

ありがとうございます！と

本気で毎日思える美容師になれている。

とはいえ、

そのために、経営者としての僕が整備しなくてはいけないことはたくさんありますから妙なストレスは排除しないとと

福利厚生、食事管理、健康管理、休暇、給料面、イベントや旅行、人間関係、他の美容室より甘々で対応してます。

でも実際は、そこは続ける上での環境なだけであり

本人がプロになるための必須ではないです。

本人の志が一番必要です。

環境の甘さなんて別になくても一年目の僕は全く平気だったので。と、

過去の自分の強さをぶつける時代ではないのも百も承知ですが、

目が肥えたお客様が認めてくださるのは

これまた例外なく、一流の美容師だけです。

僕が選ぶのではなく

お客様が選ぶわけだから

よりシビアです。

僕の仕事は

スタッフを選んでもらえるようにしてあげること！

お客様に感動を与えられる美容師にさせること！

であり、

イベント盛りだくさんのハッピー美容室会社ではないのです。

ここの加減が非常に難しく

きっとどの社会でもその部分に直面するのでしょうが、

本人が美容師として食べて行くことに対し、僕がその「一流」になることに妥協をしてしまっては

その子の未来の人生を狂わせてしまいます。

だから、辞めないようにと会社の都合で

良い子良い子してあげても

彼らは一流になれません。

お客様に選んでもらえる

独立しても戦える

そんな一流にするためには

心も鬼にして

そして、安らぎはふんだんに与えながら挑まなければいけません！

何が言いたいかと言うと

どこまで甘さを作っても

歩くのは本人。

一流である事、

お客様に選ばれる美容師である事、

その途轍もない山を登って行くのは本人の足であり、歩いた歩数だけ天辺に近づきます。

これからまた始まる新人教育。

これを読んだかもしれない美容学校の生徒さん。

belog chez vousはキツイです。

それが平気な子で構成されてますし

その結果、一流にさせてます。

この地域ではナンバーワンです。

これについてこれてる今のスタッフ

凄いと思ってます。

僕の誇りであり

彼らが、本気でやりたいと思う場所を求めてるからこその答えでもあります。

僕は本人が望んだ場所に背中を押してあげるだけの存在です。

本気でやれる場所、一流になるために修行できる場所を探してる子。

そんな存在を探してたり、望んだりしてる子がまだまだいるんです。

belog chez vousはそういう子の集まりです。

とはいえ、

弱音もしっかり聞き、絶対に守ります！

環境はめちゃくちゃいいです！

人間関係ここよりいいとこないです！

仮にも、辞めたければすぐに辞めてもらいます！

ブラックなどと騒がれる世の中ですが、

皆さんの声に応えたくて、当たり前のようにそんなレベルでやってるんだよ！

と

こちら見てくださるお客様にも

お伝えできたらと思いました。

と、熱弁しまったのに肩透かしな言い方してしまうのですが

あまりこだわらない方が良いですね！

と僕は思うんです。

そもそも僕の過去を振り返ると、

一流になりたいだけでやってる僕には

そういう強い哲学や環境はさほど必要なく、

一流になることだけがまず一番大切で、自分の楽しい環境は二の次でした。

その結果、それにあった環境を作ることにはなっていましたが。

環境のせいだとか

自分の都合だとか

そういうの持ち出してくるといつも綱引きです。

綱引きには力がいりますよね。

始めから引っ張る気持ちなしで

「 一流」と言う名の山に引っ張られてるだけの方が楽です！

ロープウェイな感覚です。

細かいこと想像するより

すべて、自分の決めたことに任せてしまってました。

最近は理屈っぽい子が多くなり

何かの練習にも理由付けする必要があり

やる気、やる気無いの前に

理屈付けてからになるから

結果遅いし、変なものが混ざる。

腹が減ったから飯食った

眠いから寝た

強くなりたいから筋トレした

上手くなりたいから練習した。

お客様の笑顔見たいからやっただけ。

そんな程度なんです。

それの行動をあえて理屈付けて説明してるだけであり

衝動はシンプル極まりないです！

なので、

理屈付けずに

思ったら行動を！

そうして行くのが成功の秘訣ですね！

未来のお客様

ご期待ください！

belog chez vousの若手たちは

きっと

感動させてくれます！

僕の責任とともにお届けして行きます！

PS

今の時代からするとこういった考えって反してることも承知ですが、実は誰もが心の中でくすぶってる理念なのでは無いでしょうか？

今の若い子よりも自分たちの方が頑張ってた！

と一言でも思えていたとしたら、誰かが、ある程度の厳しさを伝えていかなければならず。

そして、

案外、そこで到達した子達はケロっとしていて、

お客様や会社から支持されてることに誇りを持っていて心から満足なんですよね。

もしも時代の流れに合わせすぎて、到達する喜びを教えられないでいるのならば、

ここは到達する喜びがある会社だよ！と、胸を張って迎えて行きたいです！

僕たちはいつも四月をそういう気持ちで迎えています。

あらためて今期もよろしくお願いします！

ＬＩＮＥ＠もぜひご登録を！
アメブロも日々更新中！

　

ー プロフィール ー

1977年生まれ 喜早 純也 belog chez vous代表。
2008年よりbelog を設立。2013年にはbelog chez vousの名で拡張リニューアル。
代官山・恵比寿においてトップサロンとして牽引中。
撮影からサロンプロデュース、シャンプー＆トリートメント製作、へカタログ出版、教育、美容師としてもコンテストなど数々の名誉を受賞し、あらゆるジャンルをマルチにこなす。サロンホームページ、こちらのホームページもすべて自己プロデュースで製作。　
自分の声と自作のみで表現することに徹底し、お客様に「正直な生の声」として信頼をいただけることに努力しています。
技術では一人一人の髪質や骨格、ライフスタイルに合わせた独自のオートクチュールカットで、出会えた全てのお客様に満足と発見をお約束するスペシャルスタイリストです。