カラー剤で皮膚トラブルが起きているというニュースが最近報道されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151023-00050096-yom-soci
この件について僕なりの意見を書きたいと思います。
カラー剤で皮膚に対する刺激なり攻撃は必ずあり
皮膚炎などの皮膚障害の可能性は誰しもに起こりうることです。
このトラブルのケースの一つに
アレルギー性によるものが取り上げられていますが
そもそも、カラー剤でないにしても
何かしらのアレルギー反応をお持ちであればその成分が触れるだけで皮膚炎は起こります。
ご存知のように、卵や、ウール、アルコール、シャンプー、他、何に対してもアレルギー反応起こす方はたくさんいらっしゃいます。
カラー剤に含まれる成分に皮膚炎になりえる成分は今も昔も配合されていて、アレルギーでお悩みの方は何十年も前からいらっしゃいます。
近年、化粧品もいろんな騒ぎが起きていますので、知らない方はいらっしゃらないのでは?と思うばかりです。
僕としては、今になってこのようなニュースで騒ぎが起こってしまうことに少し驚きです。
ですから、今回のニュースを見られて
「え?今更??そんなの知ってるよ!」
と思われた方も多いのではないのでしょうか?
化粧品はもちろん、食物や水でさえも全ての方にマッチしていく事は限りなく難しい事ですし、
アレルギーは歳を重ねていくうえで起きてしまう可能性は高まってしまいます。
国家資格を持った美容のプロがそういった面をしっかりと理解したうえで、責任をもって取り扱っていかないといけませんよね。
僕がこの業界に入ってから20年近くたちますが、僕は美容師一年目の時から「カラーとアレルギーの関係」について当たり前のように気にかけ、そして警告させていただいていましたし、そこに対するシビアな考え方は今も常に更新してきています。
過去に僕自身が見てきた経験でも、カラーアレルギーで苦労されてる方はいらっしゃいます。
実際にカラーリストとして他店に講師として授業を行っていた時期もあり、今後もカラーのスペシャリストとしての責任をもって、その方が心地よくカラーが楽しめるような薬剤の進化と技術の進化のご提案や研究をし続けていかなくてはと思っています。。
もしも僕が研究者であり製作者側であったならば、徹底して安全性と快適性とデザイン性を追及していると思いますが
残念ながら僕は作り手側ではありませんので、メーカーの意見を信じ、それを自ら体感し、一人一人のコンディションとご要望に合わせてセレクトして行く事が努めになります。
今ではとても優れた製品が増えてきていますので、どんどん進化に対応していきたいと思います!
僕自身もカラー剤はヒリヒリと染みやすく不快感を感じています。
アレルギーではなく敏感肌であることが原因ですが、だからこそ自分も納得いくものを選びセレクトしています。
ここで重要なのは、染みる染みないという実感とは別に、
カラーには必ず刺激があるということです。
それは髪にも頭皮にも刺激を与えています。
ヒリヒリと痛くなくても刺激は起きています。
今回のニュースのようにアレルギーを起こしてしまう方は絶対にやめた方が良いです。
その為にできることについても過去にも書かせていただきました↓
「白髪染めのレパートリー」
http://kisou.hair-belog.com/2biyoukiji/biyoukijisiraga3.html
白髪が無くおしゃれ染めを楽しまれてる方へは、頭皮に薬剤を付着させないように塗布していますが、白髪が多く悩まれてる方は頭皮にも薬剤を付着させながら塗布させていただいています。(当店では白髪の浮きが無いようにしっかりと毛髪に乗せています。)
ご要望に合わせて
「ゼロリタッチ」という方法で根元ぎりぎりを狙いながらの塗布もご提供していますが、やはりしっかり抑えるよりは白髪の染まりは甘くなってしまいます。
前回の記事でもあるようにマニュキュアも進化していますので、施術方法としてぜひご参考にしていただけたらと思います。
デメリットメリットを一緒に考えていただきながらご相談していただけてらと思います。
やはり、そこで大切なのは
「お客様の声を聞くこと」
美容室という現場であるからこそ、「お客様に染みていないか」「不快感は無いか」を確認させていただきます。
ご要望はいくらでもお受けいたしますので
ぜひご相談ください!
これこそがドラッグストアではできない事の一つになりますので
どうぞよろしくお願いいたします。
belog chez vousが選んでいる製品と技術 |
僕が自信もって言えるのは、belog chez vousのカラーはどこよりも
・技術
・考え方
・製品
・ラインナップ
この4つを最大限にこだわっています。
こだわることによって長くカラーを楽しめるわけですし、特に白髪の場合は一生続ける可能性が高いわけですよね。
「いつまでも綺麗でありたい」
それが女性の女性らしいお気持ちなわけで、僕はその先までを見据えてお付き合いしたいと思っています。
今回はアレルギーや未来のためのケアについてのお話になりますので
ここで言うカラー技術や考え方、製品については、
頭皮を守ることについて話させていただきたいと思います。
・技術と考え方について
必ず保護クリームを塗布します!
頭皮に保護クリームで保護することは必須です!!
ドラッグストアでされる方も絶対にした方がいいです!
頭皮を染める必要もないわけですから、頭皮を守ってあげることは必ずしてあげてください!後悔先に立たずです!
加温機を使用するサロンはやめた方がいいです!
美容室で使用する頭の上で温めてくれるものです↓
アンチな言い方すぎるかもしれませんが、加温機は薬剤の促進効果によってキューティクルも開き、毛穴も開き、頭皮に対する刺激も当然倍増します。
熱のあたる場所によって色ムラの原因にもなりダメージが過剰に進行してしまいます。
そして
薬事法に違反していることからも当店では取り扱いをしていません。
空調温度を一定に保ち、自然温度で綺麗に浸透させていきます!
美容室の回転が上がるだけで、髪にも頭皮にも仕上がりにもなにも良いことはありません!
危険極まりない物ですので、使用されていない美容室をおススメします。
塗り方にこだわりがあります!
カラータイムは決して快適なものではないですよね。 当店では「お客様にストレスを与えない塗り方はどうすればよいか?」を常に研究し進化しています。
・スピードアップで髪に負担をかけない事
・ハケの使い方で頭皮に不快感を与えない事
・根元が伸びてきても気になりにくいようにデザインしていく事
・刺激成分をさらに80%削減した独自の研究による業界一のカラーレシピでアレルギー対策とダメージレス対策をしています!
自分達が一番と言えるだけの研究をし続けています!
・製品とラインナップについて
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その時代の一番刺激のないカラー剤を使用しています!
常に進化し続けているカラー剤ですが、その中でも一番刺激の低減に力を入れている製品を導入しています。
今仕様の製品は通常のサロン専用カラー剤よりも60%ほど刺激を減らしています。
ドラッグストアのカラー剤ははもっと刺激があると思っていただいてもいいです。
ドラッグストアのカラー剤が強いのは誰でもそれなりのパフォーマンスが簡単に発揮できるために作られているからであり、当然髪が明るくなりやすい人は明るくなりすぎますし、そんなに強い薬でなくても染まる方にはダメージは過剰に反応し蓄積します。
なにより、ドラッグストアでのカラー剤は手触りも悪化し髪そのものの美しさを損ねます。
そして技術的な話になるのですが、
僕の編み出した理論により、その低刺激の薬剤をさらに80%ダメージ要素と刺激要素を削減しました!
これは3年ほど前に発見した技術で僕自身の革命でもあり、belog chez vousでしかないものとなっています。
ここで書くわけにはいかないのですが、理論をたどれば「なんだそういうことだったのか!!」と目から鱗のやり方です!
これにより、業界で一番刺激のない製品をさらに80%刺激を抑えてると思っていただけたらと思います!
染まりにも全く影響しない画期的な処方をすべてのカラーメニューに取り入れさせていただいています!
また、年始からはさらに刺激を抑えた製品も取り扱いになる予定ですのでご愛好よろしくお願いいたします!
身体の健康に似ていて、悪いものを摂取していてもすぐに何か起こるわけではありません。
目に見えてない事でもあるからこそ、今から未来を想像してしっかりと保護していく事を僕は一番大切だと思っています!
少し話はそれますが、ヘナやオーガニック系などの植物系の染め物は一切使用しません!
そもそも花だけで染めることはできないのですが…
僕自身の考えとしては、よりアレルギーの危険性を伴うと思っています。
その理由に、花や植物というのは元来「虫に食べられないように生き抜こう」としているものです。
ユーカリやラベンダーが蚊を寄せ付けなかったり、バラにとげがあったりしていますが、花も未来の子孫を残すためにと、生き抜くために敵から守るための何かしらの毒を持っています。
人間としては過剰な反応が無いだけであり、何かしらの攻撃性は持っていると思っていただいてもいいと思います。
もちろん、そこには生命から得られる栄養もあり、美に役立つものもたくさんあります。
食物としても大変貴重です。
僕がお伝えしたいのは、
染めるために植物を利用する必要があるのか?
染料として植物である必要があるのか?
という点です。
安全性がどちらが高いとかの勝負ではなく
「髪を染める」という特異性をもって髪をコントロールした方が結果はスムーズです。
また、植物アレルギーの数と薬品アレルギーの数は果たしてどちらが多いのか?
それはご想像にお任せしますが
このようなカラーアレルギーのニュースに至るまでの経緯の長さよりも
植物アレルギーの方が一般的ではありますので、皆さんもご存知かと思います。
「植物だから安全」という概念だけではなく、どちらも最善の注意が必要になり、成分一つ一つに個体差があります。
より安全で合うものを選ばれる方が得策です。
僕の考えでは、現時点でアレルギーが無い方に植物系の染め物を(染め方のシステムにも不満があるからこそ)染め続けるよりも、科学系の製品の方が未来使い続けることが可能になるのではないかと思い選択させていただいています。
繰り返しますが、どちらもアレルギーの反応は起こり得る中で、未来に起きる可能性として僕は植物系をセレクトしないようにしています。
マニュキュアに関しましては頭皮とは関係ございませんので、オーガニックの製品と科学系の2種ご用意しています。こちらも染色率と手触りは科学系の方が優秀です。
belog chez vousではカラー剤、マニュキュア、カラートリートメントこれらすべて合わせて10社の製品を取りそろえています。
デザインも含めて、一人一人にあったカラーレシピを作り上げることを僕たちの「技」としていますので
他にはない圧倒的なカラー技術と考え方そして品揃え。
これにより、アレルギーで悩まれている方もしっかり対応させていただいています!
組み合わせは無限の数値になりますので、一人一人にジャストマッチさせていきます!
このようなニュースで一番考えていかなくてはいけないのは、
「今後どうしていくべきなのか?」
だと思うのです。
全てにおいて恐怖心を持ち、危険で悪としてまえば、メイクも食事も何をとっても悪になってしまいます。
そして、「美を楽しめなくなってしまう」ことから心にゆとりも持てなくなってしまう恐れもあります。
こんなニュースが過去にありました。
髪を気にしなくなった女性の大半は、人生が楽しめなくなっている―
というようなニュースです。
いわゆる自分に美意識を持てなくなることが人生すらどうでもよくなってしまう…とのことです。
僕の仕事はその逆を与えていきたいと思うことが信念ですから、そうあってほしくないと願ってこその皆様を美しくし続けるための今の努力です。
僕の社員の菅原君は介護に美容をもたらしたいと思い介護美容を追及しています。
最後の最後の日まで美しくしてあげたい。
この想いでその形に努力しています。
髪を切ってあげることでイキイキとしてくれる姿を今まさに目の当たりにしているそうです。
「髪は女の命」
未来栄光その言葉と共に
皆さんの命を大切に扱っていかなくてはと思います!
だからこそ、アレルギーに限らずどんなヘアのことも、信頼できる美容師に相談し、よりよいヘアライフを二人三脚で作っていく事をお勧めいたします。
最後になりましたが、アレルギーに関しましては
「確率の低いものを選ぶ」
「美容師と相談していく」
この事が最善でしかないように思います。
こればかりはいつ何が起きるかわかりませんから、
過去の履歴を把握してくれている美容師
薬剤の開示を積極的にしている美容室
技術内容をしっかりと開示している美容室
知識と経験と研究熱心な美容室
しっかりと吟味して選ばれることから始まりと思います。
美容室ジプシーの方は今後のためにもどこか一つ決めていかれることが必要になっていくと思います。
長くなりましたが、このような形でカラーメニューに取り組ませていただいています。
絶対安心はないからこそ、ご一緒にご意見をいただきながら進化していけたらと思います。
そして、
アレルギーに不安な方は医療機関でのパッチテストをおススメしています。
パッチテストに対してはいろんなご意見がありまして
まず、医者からの意見では
「サロンでのパッチテストは危険であり素人の判断ではわかりにくく、その方法も明確ではない」と、指摘していただいています。
単純にカラー剤を肌に塗り42時間放置するのではなく、希釈率もシビアですし、ジャッジメントはさらにシビアです。
そもそも、42時間もカラー剤をつけっぱなしにしてしまえば肌荒れしてしまうことも多々あり、それによるトラブルも起こり得るので危険とのことです。
これはあくまでも医療機関の声であり、医者側としてもパッチテストは毎度することをおススメしていない考えの方が多いです。
美容師法ではパッチテストを推奨し、美容師資格として皮膚学は学んでいますが、上記のような事、一度ご来店いただいてからテスト結果までの時間などでのわずらわしさ、それにより今では一般的ではありません。
それはセルフカラーでも同じことが言えます。
現状では
「過去にトラブルないですか?」
とお伺いする形で行わせていただいています。
美容師側としては、とにかく優しい薬剤とテクニック。
これによって回避していく事が重要かと思います。
やはり、
医療機関での確実なアレルギー反応のテストをされることをおススメします。
その際に薬剤が必要でありましたら、遠慮なくお申し付けください。
既存のお客様もあらためてよろしくお願いいたします!
■年中無休■
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