2016.01.26
「これからの未来を背負う若者たちへ」

まだ社会に出ていない青年や、美容学校生、そして美容師の方にぜひ見て欲しい!
http://youtu.be/XaHB_cv_kBk
田舎から上京し職人の世界に挑む子たちの物語です!
今回はお寿司屋さんでの修行に挑む姿でした!
見ていると
「懐かしい空気だなー」
と
しみじみ感じましたね!
僕も中学の時から有名ホテルの厨房でバイトしたりしていましたが、
あの時は当たり前のようにお玉で殴られ、罵倒を浴びせられまくりました。
冷凍室での仕事を与えられ、凍死するかと思いましたしね(笑)
僕を叱る先輩がその先輩にめちゃくちゃ叱られてる姿を見たとき、
その時の気まずさは忘れません!
その先輩たちの指導の在り方を見て
「良い仕事をしたい」という想いが職場で溢れていました。
そのことから上下関係のあり方を学べもしました!
先輩たちには散々しごかれ
その時は、悔しかったり苦しかったり、辞めたくなったりもしましたが
気持ちとしては
「これ、こんなに怒られてるのって、めちゃくちゃカッコよくないか?」
と思っていましたね。
中学でその現場にいたのは僕ぐらいでしたから
耐えることのかっこよさや我慢の美学に酔いしれていたのでしょうね。
以前にも書いたブログで、「僕がバイトを20個くらいしたことがある」という話に
喜早さん!!
そんなにバイトしていたんですか??
と何人にも反応していただきましたので
ちょっと思い出したくて箇条書きにしてみました。
中学から現在までにしたバイトや仕事を思い出すと
・プール掃除
・ホテルの厨房
・スーパーでの仕出し
・駐車場の案内
・高級松坂牛のお店
・塾のバイト
・土方
・漁業での仕分け
・漁船に乗る
・お土産屋のお食事処
・自分家の居酒屋
・旅館の布団ひき
・配達の仕事
・1000円カット
・ティッシュ配り
・引っ越しのバイト
・イベントの設置と誘導
・雪山でのバイト
・ホテルの仕事
・内職
・育毛会社
・カリスマサロンと言われる有名店
・22歳で出店
・他いろんなサロンや店舗7件
お、
お、
落ち着きがねー男やがな!!!!!!!!
(笑)
経験をざっくり計算すると30個くらいになっていた。。
こんなにもしてたのかと逆に恥ずかしい限りですが。。
(なぜかコンビニのバイトの面接では断られたこともあり(笑))
こんなにバイトするってことは逆に辞めたりもたくさんしてきたってことじゃん!
ですよねー(笑)
いや
誤解があるといけないので正当化しますがめちゃくちゃいろんな仕事をしたかったんですよね!
だから面接の時に、
「ここまでの期間だけやらせて下さい!」
てな話で職についています!
夏の期間だとか
一ヶ月だとか。
春休みだけとか。
三日だけとか!
もちろんきちんと契約は満了してきました!
んでも、
いろんな場所で回数重ねるごとに自分のあり方にも無礼があることを知り、
教える側にとっては、最初は負担やコストがかかるんだなーと気がつくわけで
だから、
教えてくださる方に負担のないように超瞬間で覚えました。
言われたことを二度と繰り返さないように、バイト仲間にはばれないように陰でメモしていたりしましたね。
子供ながらに、「短期で辞めるからにはそれにふさわしい働きをしないといけない」
と
そう感じていましたし、
人との繋がりに感謝すべきだと。
この収入は決して自分で稼いでるだけではなく
環境という後ろ盾があっての事だと思えるようになっていました。
だから、そこでめいいっぱいやり、活躍できること自体がとても誇らしく思えるものでした。
日常の生活の中でも活躍できたら嬉しいですが、
仕事の中での活躍はそれの比にならないほど嬉しかったことを覚えています。
なんでそんなにいろんな仕事をしたのですか?
とよく聞かれますが
僕は、中学の時には美容師をやると決めていたから、可能な限りいろんな職を試してみたかったのです。
高校に行かないで美容師になろうと中一の時には決めていました。
(結果的に高校には行きましたが)
だから
一生美容師をやるだろうから
めいいっぱいいろんな事を経験するために働いてみたかったのですよね。
美容師をするということは、いろんな職種の方と語ることにもなりますから
畑は違えど、少なくとも他の職種の感覚だけは感じてみたかったのです。
僕が自分でホームページ作ったりするのもそんな信念からです。
その大変さを知りたいんですよね。
成長に貪欲だったから
必ずどこの会社でも大活躍していたと自負しています。
めちゃくちゃ厳しい料亭での親方には、
「過去に喜早ほど働いてくれた奴はいない!」と
わざわざ東京に会いに来てくれました。
20年も経っていたのに僕を覚えていてくれて、僕が一番だと言ってくださいました!
確かにあの時、バイトなのに唯一包丁を持たせてくれましたしね。
そんな存在でいれたことがとても誇りですし、
お陰様でたくさんの教えに本当に感謝しております。
僕はスタッフが、
「仕事を辞める」
てことに割と寛容な方だと思っています。
辞めてほしくない気持ちは世界一だが
辞めるのならば引き止めることもない。
そんな経営者です。
経験になってくれたらそれでいい。
だけど、心の整理の仕方には
その内容によります。
挫折なのか、
こちらが直すべきことがあってのことなのか、
飽きたのか、
夢が新たに生まれたのか、
先に進むためのことなのか、
隣の芝が青く見えるのか、
売れないからなのか。
言い出したらキリがないけど。
辞めるにはそれなりのネガティヴな事が多いわけで…
仕事を続けるために大事なのは
「自分の決めた信念に向かって仕事をしているのか?」
「何かのせいにして終わるほど簡単なことなのか?」
「仕事をしてる事が楽しいと思える職種なのか?」
この思いが強くあるのかどうかがとても大事。
このドキュメンタリーでもあったけど
「そうなりたい!!!!」と強い信念があり、
その気持ちがありながらも、様々なマイナス要因を「経験」としてプラスに感じれているかどうかなんですよね。
何事も
プラスに考えたもん勝ちです!
結局のところ、夢を諦め挫折する子達が辞めるきっかけは
「人を信じていない」
これが大きくある。
悲しいことに
仲間を信じれない。
夢でも目標でもなんでもいいのですが
何かに向かって走っている仲間を信頼できない事はとても寂しいことなんですよね。
番組にでもあったように
実は、仲間は心から応援していたりするのに
自己嫌悪と被害妄想
そして、ネガティヴな行動のスパイラル。
それによってドンドン深みにはまっていく。。
そんな風にしていたら
誰も寄りつかなくなりますよね。。
そもそもそんなこと(人間関係等)って
夢と掛け合うことなのか?
人間関係とか、職場の環境とか
とても重要なファクターだとは思うけど
それ全てを経験に変える事から
それ全てを「夢の魂」としてかなえていくとなんだと思う。
いわゆる、
簡単ではないから夢になるわけで
その過程が困難なほど
「今の自分、かっこよくない?これ耐えてるんだぜ!」
てな感情で挑む方が気持ちいい!
そうしていれば夢は必ず摑めるし
いちいち人のせいにすることなんてない。
見渡してみると思ってる以上に全員が味方です。
心苦しめてくるような人でさえ、自分を強くさせるための存在。
だから全部味方なんです。
数多くの仕事をし、どこにいっても有難がれるような仕事を心がけていましたが、
煙たがられたり、裏切られたり、殴られたり、意地悪されたり、様々なこともあったし、
僕からも雑な仕事をしたり、サボったり
文句言っていたりと
いろんな事があったんだと思います。
でも、
絶対に思っていたのは
「必ず全てが身になること」だと
親や周りには
「なんでそんなに前向きなん?」
「なんでそんなに自信あるの?」
とよく嫌味な感じで言われました。
まぁ
嬉しくない言われ方ですよね。
前向いてるわけでもなく
自信あるわけでもなく
現実に気がつけていたんですよね。
サボれば自分に跳ね返るし
仲間に負担がかかる
文句を言っても何も解消されずに
自分がその事をクリアする方が健全であること
雑に仕事をすれば
必ず質としてお客様にも気づかれ、その取り返しのためには何百倍もフォローしなくてはいけない。
かと言って、バリバリやっていると手を抜いてる人が目立つから…
そこに矛先が向けられたりする。。
その逆もまた然り。
そんな事がやっているうちにわかった。
こんな事を若いうちに話せば
「何を悟ってるんだ?」
と言われますから
誰に話すこともなかったが…
仕事場において重要視されるのはキャクター性も生産性も、そこにある繋がり全てだということ。
20歳になる前には自分の口で説明できるほどわかっていた。
だから
美容師になった時には一気に放出できた。
何をすれば良いのか?
何をするべきなのか?
もう既にその頃には
仕事をやるという事に余裕がありましたから
周りを見渡すことも長けていたと思うし
めちゃくちゃ誰よりも働きましたね。
今だから思うのは
そりゃ、三ヶ月でデビューしたり、22歳で店を出したりしてしまえるよな…
と。
(その辺りもまたブログで書きたいと思います。)
これを読んでいただいて
みなさまが感じる事も様々でしょうし
いろんな経験をしたからといって偉そうに言える話なんて一つもないのですが
今日は上京物語がテーマなので
ここは熱く僕なりに締めておきたい。
社会の中に仕事があり
その内容には収入や環境、やりがい、楽しさも見た目も栄光も苦悩も病気も人気も家族も
いろんな事が絡み合います。
仕事がすべてではないのだが
人生の中の一つが仕事なわけで
人生の中での仕事はとても重要な事。
身体で例えれば、両手両足がいい加減でいいのか?と問われるくらい
とても重要な事。
社会の中で貢献していくものでもあるのが仕事。
夢をのせたり、希望をのせたりできるのも仕事。
僕は職人だからこんなことを言ってるわけですが
美容師や職人を目指し挫折する事があり得るならば
その前にいろんな仕事に就く事をお勧めしたい。
職人という世界への覚悟のためにも
職人の意識を事前に知った方が良い。
僕は、ほとんどのバイトが職人の仕事でした。
土方も漁業も板前も、あらゆる職人の背中を見てきました。
ハードワークといえばその通りなんでしょうが
そこが「ロマン」だと
美学に転換できるマインドが最も大切です。
そして、今はそんなにハードではなくなっている。
テレビの中の親父さんが思うほど厳しい世界ではないでしょうし、怖がることは一つもない。
ほとんどの人たちが優しいはず。
美容の世界もそう。
何も厳しくなんかない。
社会保障もできてるお店もあるし
収入も生活も人間関係も
どれも昔よりは健全で快適になっています。
そうでないお店や会社は淘汰していきます。
例えば、
僕の会社は「デルモハン」という名ですが
「あらゆる業種の模範となる会社づくり」
がコンセプトです。
福利厚生
社会保険
住宅手当(社宅のように)
食事手当(食堂のように)
部活(サークル活動のように)
フレックス制(外資系のように)
企業が当たり前に取り組んでいることを
今までの美容室ではできていなかったので
僕の会社はこれを実施しています。
そしてそれにプラス
美容室ならではの資格や教育
チャンスなど
それらがリミックスされていくのが現代的な職人の世界と思っています。
美容業界が社会性を持っていく事を僕のスローガンにしていますが、
どれだけ環境整備されたとしても
個人がお客様から支持をいただけるかどうかは
全ては努力次第。
それが職人という世界だから
個人の魅力ありきで存続していきます。
いわゆる人が商品
そこは永遠に変わらぬことだと思います。
目の前の人の気持ちに気がつくことが全てですから。
諦めたらそこで終わり
努力は必ず報われる
最大のライバルは自分
目の前の人のことを大切に
間違いのない哲学です。
今の子達は熱いよね!
そんなことを言われる時代にしましょう!
何を表現するのもみんな自由です!

心から応援いたします!
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アメブロも日々更新中!
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ー プロフィール ー
1977年生まれ 喜早 純也 belog chez vous代表。
2008年よりbelog を設立。2013年にはbelog chez vousの名で拡張リニューアル。
代官山・恵比寿においてトップサロンとして牽引中。
撮影からサロンプロデュース、シャンプー&トリートメント製作、へカタログ出版、教育、美容師としてもコンテストなど数々の名誉を受賞し、あらゆるジャンルをマルチにこなす。サロンホームページ、こちらのホームページもすべて自己プロデュースで製作。
自分の声と自作のみで表現することに徹底し、お客様に「正直な生の声」として信頼をいただけることに努力しています。
技術では一人一人の髪質や骨格、ライフスタイルに合わせた独自のオートクチュールカットで、出会えた全てのお客様に満足と発見をお約束するスペシャルスタイリストです。
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