今年のお盆の営業は静かでした(^^)
営業時間も短縮してのお盆でしたが
例年よりも静かなサロンとなりました。
帰省されている方も少ないから
「美容室に来る方多いかなー?」
と思っていたのですが、
意外とそんな事もない感じでした〜
席を減らしているのも慣れてきていたり。
キャパシティ以下の活動も慣れてきたり。
かつてないお盆の営業となりました。
たぶん、
「ちょうど良い」
という感覚をお客様は感じていらっしゃるように思います。
その感覚に
belog のみんなも
「ちょうど良い」
という感覚が芽生え始めているようにも思います。
ふと思うと
都内の人数も当時よりは少なくて、
なんだかんだと過ごしやすい。
消費者の方にとっては好都合な面も多い現社会。
意外と心地よい現社会
「何が問題なの?」
って感覚にもなります。
家賃だったり、
人件費だったり。
売り上げだったり。
経営面ではそんなところなんでしょうが、
経営を担う立ち位置じゃなければ、
基本的には今のこの感じって
「ちょうど良い」
と思う感じだったりしています。
働き手も、消費者も。
だから
このちょうど良い感じを
どのように好転させるのか?
が
経営者の手腕。
安易なところで言えば、
単価を上げるとか、
値上げとか、
コストカットとか、
人件費削減とか。
そうした面に着手するところも出てくるとは思う。
人気なライブとかであれば、
「チケット代倍にして人数半分にする」とか。
「より近くで見れる権利」とか。
乱暴なやり方だけど、
人気があるならそれがクリアになりますから。
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少し話は脱線しますが、
今回
政府から家賃補助の施策が出ましたが、
良くも悪くも
補助の対象から外れてしまっているbelog 。
対象となる前年比30%ダウンはしてはいないんです。。
自主休業をしていた4月は90%ダウンなのに
その時期はカウントしてもらえません。
休業補償の一つもありませんでした。
これはこれで仕方ないので文句は無いのですが、
ただ、
これによって困るところも多いだろうなと思う点もあります。
よくよく考えてみて欲しい。
赤字からの10%ダウンの会社と、
黒字からの30%ダウンの会社とは全く経営状況は異なるのです。
この施策の落とし穴。
前年比での試算ほど無意味な事はないんですよね。
前年の結果を当然の如くに水準にしている考えでは大きく間違ってしまうはずです。
belog は20%減で運営。
赤字ではないから問題ないですが、
普通なら赤字。
赤字で20%減っていたら
家賃補助されなければ持ちません。
というか、
経費の中で家賃が閉める率は業種ごとに大きく異なります。
だから、
家賃に目を向けやすいのが経営者ではありますし、そうした声が上がるのもよくわかるのですが、
家賃だけを限定して補助しても、
その恩恵を受ける人と、必要以上に補填される人と出てしまうのです。
都合は様々ですが、
どちらにしても、
前年比を比較しても意味がないんです。
このコロナの経済問題、
やるなら一律の案がマストなはずです。
基本としては、感染対策の資金を補助する事。
「感染症対策補助金」
その類を固めてしまった方がガイドライン以上に早いし、
今後起こりうる感染症もですし、風邪ひとつも予防していけることとなるのです。
経済面で言えば、
経済の事は全て消費の問題なんだから、
消費税に目を向ける事に一択。
やり方としては
今年の消費した消費税を消費者に返す。
減税という考えではなく
返金という考え。
そして、
何%返金されるかを今決めるのではなくて、
仮に1年後、
国の予算の限度額までを算出して消費者に返金。
10%かもしれないし
5%かもしれない。
%は未定ではありながらも、
消費税が返金されるとまで決めてあれば今年の消費は上がりやすい。
消費さえ上がっていれば、国の財政的にも消費税を返金しやすい。
自然と高い%で返金されるかもしれない。
少なくとも、
「希望」
を持った買い物ができる。
積極的な投資もしやすい。
今のこの問題には
「希望」や「期待」「楽しむ」
この要素が不可欠ではないかな。
少しお楽しみ袋な感覚を持たせながら買い物ができるんです。
何もしなければ、10%の消費税は変わらないのだから。
それこそが
「ちょうど良い」
施策だと思ったりします。
既に10万円の給付金を全国民がいただいているわけですが、
一人当たり100万円の消費税に値する金額がばら撒かれているのです。
どう考えても
消費してから戻してあげる方が経済は回転しているはずなのに。
使い道も見出せなく、
ましてや外出も制限されていて、
困窮もしていない人たちも多くいるのに、
応急処置にもならないタイミングで驚く。
家賃の消費税も、
仕入れの消費税も免除になるのだから、
経営者も消費者も恩恵を受ける。
規模とも比例する。
コロナの補填には、
前年の数字は全く関係ないんです。
赤ちゃんから高齢者まで消費税は平等の義務。
無駄にお金をあちこちにやるより、
文句の出にくい施策な気がしてならない。
逆に
無駄な施策ほど「無駄に煽る」事になる。
「奪い合う」
図式になりやすい。
融資に殺到。
わかりにくい申込書に難儀する。
休業の手当て欲しさか、
営業の利益欲しさか、
その二択に迫る施策ばかりで、
経営者は「得」を選ぶだけの判断になるのは容易です。
飲み屋で詰め込み営業してクラスターになったのは、その案がそうさせてしまっているのだからたちが悪い。。
そんなのはわかっている心理。
お願いベースで経営はコントロールするものじゃない。
道を照らす案を作るのがリーダーの役目。
問題は必ず起こるのだから、
「全員で少しずつ負担しあっていく事」。
これが本来目指す輪であって、
いがみ合うことのない本質的な発想なんです。
そこを「輪」で乗り越えたら、
次に何がきても戦い方にセンスが加わります。
全ての施策を消費税返金に当てる。
そして、
緊急を伴う業種には前金として
「経営回復保障基金」
てな名前のようなもので
経営の火が消えないように薪をくむ。
商品をカテゴリーに分けて、
業種別に応援金をプラスできるようにするとか。
「来年度分旅行券付き商品」
などを作るとか。
国主体でテイクアウトのポイントを集めさせて、そのポイント数の率で給付金がプラスされる仕組みを作るとか。
企業レベルで行うような事にせず、
国が経営や感染予防を引っ張る力がないと
それぞれが好き勝手に儲けに走ります。
go to とか、
集中的な施策なんてのは効果にもならないんですよね。
あそこの店は対策していないのに営業をしているぞ!
俺らも席増やそうぜ!
あいつだってマスクしないで出歩いてるよな!
風邪と同じ!
インフルエンザよりは大丈夫!
コロナは危険すぎる。死ぬ!
医療崩壊するだろ!
そんなのかんけーねー!
自分の都合の良い情報で生きていくから
同士を見ては同調し、結託する。
赤信号をみんなで渡り始めたら
交通整備はもうできない。
いや、
信号無視では済まなくて
権利や心までも奪い合うようになっているのだからこれこそがたちが悪い。
よく考えていかないといけない。
経済を回せと言うけれど、
この厳しい時代に生き残るとしたら、
消費者に負担をかけてこそ利益が出てくるものです。
経営で言えばそうなる。
コストをカット
客単価アップ
セールスの打ち出し
埋め込み
それら全て、消費者への負担なんです。
必死になるほど
消費者へ負担がかかる。
元々必死だったのに
さらにそうなる。
人件費カットをしているから
料理の提供が今までよりも遅い。
魚の質が落ちた。
掃除が甘い。
値段が上がった。
挙げ句の果てに
従業員も疲弊している姿。
美容業界でも同じく。
そんな声がどんどん出てきています。
どうやれば
消費者に負担のない
それでいて健全な経営ができるのか?
どうやれば
働き手に負担のない健全な経営になるのか?
そこを見つけ出さないといけない。
安易に
単価アップ
客の詰め込み
コストカット
セールス
それをしても未来はない。
そして、
安易に給付金をばら撒いても何の効果もない。
問題を乗り越えるためには案が必要なんですよね。
ちょうど良い案はあるはずなんです。
とまぁ、
寝言のような案を並べてみても、
夢のまた夢。
自分もその一人。
自分の都合よく情報を手中に収めています。
一つ注目すべき点は
「新しく感じ出した感覚を大切にする事」
意外とちょうど良い人の流れだったりしています。
今の感じの
「ちょうど良い」
を理解してみる事。
僕はそう思う。
今、belog はちょうど良い。
その感覚を大切にしながら
どのように改革するか?
コストカットは絶対にしない。
詰め込み予約は絶対にしない。
単価アップをする事は無いです。
そんな話はbelog の誰ともしていません。
「ちょうど良い」
これの維持にこだわる事です。
消費者に負担をかけるのではない。
働き手に負担をかけるのではない。
コロナの問題を軽視することではない。
そこから考えて
少しずつの負担を背負い合う。
バランスを整える良い機会なはずなんです。
僕は今そこを考えています。
皆さんも考えてみてください。
来年のお盆も
「ちょうど良い」
そんな答えになりますように(^^)
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