← 戻る

THE STORY OF BELOG — SINCE 2008

belog chez vousの軌跡

美しさを追い求めた19年。その先にあるもの。

2008年、東京・代官山。

一つの小さな独立から、belog chez vousの歴史は始まりました。

それから19年が経とうとし、いよいよ20年目を迎えます。

美容という仕事を通して、数え切れないほどの人と出会い、髪に触れ、人生のさまざまな時間に立ち会ってきました。

その歩みの中には、技術への挑戦があり、新しい価値の創造があり、多くの方々からいただいた名誉や評価もありました。

けれど、僕が最も誇りに思っているのは、賞や実績の数ではありません。

およそ20年という時間をかけて、お客様との信頼を積み重ねてこられたこと。

その事実こそが、belog の歴史を物語っています。

012008 — 代官山から始まった物語

美容室を開くことは、決して珍しいことではありません。

しかし、一つの美容室が、長い年月をかけて独自の価値を築き、それを守り続けることは、簡単なことではありません。

2008年の独立当初から、僕が大切にしてきたのは、流行を追いかけることだけではなく、美容師という仕事そのものの価値を高めることでした。

髪型を作るだけではなく、その人の暮らしを考える。

仕上がった瞬間の美しさだけではなく、翌日からの扱いやすさを考える。

技術を提供するだけではなく、その技術が生まれる理由まで考える。

一つひとつは、特別なことではないのかもしれません。

しかし、その当たり前を、どこまで深く追求できるのか。

その積み重ねが、belogというサロンの個性を作っていきました。

02挑戦が生み出した、技術と実績

美容の世界には、数多くの技術があります。

カット、カラー、パーマ、ヘアケア。

それぞれに長い歴史があり、時代とともに進化してきました。

僕は、その技術を受け継ぐだけでなく、現場で感じた疑問や課題を、新しい技術や考え方へと発展させることに取り組んできました。

技術研究や製品開発、美容師への講習、サロン経営への助言など、活動はサロンの中だけにとどまりませんでした。

その過程でいただいた数々の評価や名誉ある実績は、僕にとって大きな励みとなっています。

ただ、どれほど評価をいただいても、技術に完成はありません。

昨日まで正しいと信じていたことが、新しい研究や経験によって変わることもあります。

だからこそ、学び続けること。

そして、得た知識を目の前のお客様に還元すること。

それが、僕の変わらない姿勢です。

03美しさの、その先を考える

長く美容師を続けていると、一つの疑問にたどり着きます。

美容室で美しく仕上がった髪は、その後の暮らしの中でも美しくあり続けられるのだろうか。

お客様が美容室で過ごす時間より、ご自宅で過ごす時間の方が、圧倒的に長いものです。

だからこそ、僕はサロンでの仕上がりだけではなく、毎日の手入れや髪の変化にも目を向けてきました。

  • 薬剤の選定。
  • 頭皮への配慮。
  • 髪質や施術履歴に合わせた調合。
  • そして、自宅でも扱いやすいヘアデザイン。

さらに、日々の現場で感じてきた課題をもとに、オリジナルのヘアケア製品やスタイリング剤の開発にも取り組んできました。

例えば、毎日何度もシャンプーをする美容師の手荒れ。

髪を洗うための製品が、それを扱う美容師にとって大きな負担になっている。

そんな現実も、製品づくりを考えるきっかけとなりました。

お客様の髪にとって良いものとは何か。

毎日使い続けたくなるものとは何か。

そして、施術する美容師にとっても、より良い選択はできないだろうか。

そうした疑問の一つひとつが、新しい製品や技術につながっています。

美しさは、美容室を出た瞬間に完成するものではない。

僕は、そう考えています。

04人が育ち、文化が受け継がれる

20年という時間の中で、belogには多くのスタッフが関わってきました。

それぞれが異なる個性を持ち、異なる技術を磨き、それぞれの人生を歩んでいます。

同じ場所で働き続ける人もいれば、新しい道へ進んだ人もいます。

美容室の歴史とは、建物や看板の歴史ではなく、そこに集まった人たちの歴史でもあります。

一人の優れた美容師がいることと、優れた美容師が育つ環境があること。

その二つは、似ているようで大きく異なります。

僕は、個人の才能だけに頼るのではなく、知識や技術、仕事への考え方を共有し、次の世代へつないでいくことを大切にしてきました。

誰が担当しても、その人自身の個性や感性を生かしながら、責任を持ってお客様と向き合う。

その土台に、belogが長年積み重ねてきた技術と考え方があります。

サロンの価値は、誰か一人の名前だけで決まるものではありません。

一人ひとりが築いた信頼が重なり、やがて、その場所の文化になっていく。

それが、僕の考える美容室の成長です。

0520年、その先に、僕が残したいもの

目の前のお客様に向き合い、より良い技術を考え、新しいことに挑戦しているうちに、あっという間に時間が過ぎていました。

その間、美容業界も大きく変化しました。

流行も、働き方も、情報の伝わり方も。

かつて価値があるとされていたものが、今では当たり前になっていることもあります。

反対に、どれほど時代が変わっても、変わらず大切にしたいものもあります。

  • 人の話を聞くこと。
  • 小さな変化に気づくこと。
  • 自分の技術に責任を持つこと。
  • そして、信頼して任せてくださる方への感謝を忘れないこと。

華やかな受賞歴や業績は、僕の歩みを示す大切な記録です。

しかし、その一つひとつの背景には、技術を磨いた日々があり、失敗から学んだ経験があり、共に働いた仲間がいて、何より僕たちを信頼してくださったお客様がいます。

そうしたすべてが重なって、今日のbelog があります。

これまで積み重ねてきたものを、これからの時代にどう生かしていくのか。

これまでの歴史を振り返ることは、過去の栄光を思い浮かべることではなくて、

これからも守り続けたいものを、確かめるためです。

技術は磨き続けるもの。
信頼は積み重ねるもの。

そして、スタッフの彼らにもまだまだ知らない可能性がある。

2008年、代官山から始まった物語。

その続きを、これからも。

どうぞよろしくお願いします。

belog chez vousSince 2008 — Tokyo, Japan

戻る

LINEにて問い合わせ